昨今この不景気のなか、市民の皆様は口々に行政、政治が悪いだの、言って慰め合って酒の肴にしているひとが見受けられる。それでは、ますます泥沼になるのが落ちであると考え、我々市民が言いたいこと、してほしいことは堂々と言える機会を持たなければならないと思い政治参加啓発委員会を設置しました。多分20〜30代の若者が意見をしなければ何も始まらないという気持ちで、2009年度の9月頃から動き始めました。まずは、直接市民が市政に対して興味を示し、明確に分かりやすく、そして行政の無駄な部分を考えるツールとして「事業仕分け」を市に提案させて頂いた。市側としては①議会軽視になる。②行政マンの説明能力がまだ備わっていないので、今行うといじめになりかねない。時期早々だ。とのあまりにもメリットを重視しない瑣末的な断りで拒否されたことははっきり申し上げたい。
先日8月1日の選挙結果ではなく、最も残念だったのは、最低の36%という投票率でした。「36度という気温で熱くて外に出れなかった。」とか「選挙続きで、、、」とかの理由もあるかと思いますが、あまりにも民意の低さに呆れ返りました。11万票の棄権者がいるとは何と情けないことかと。だから今の閉塞感ただよう和歌山市になっているのだと改めて納得もさせられました。
そうも言ってられないので、まちづくり、ひとづくり、経済活性化を柱に地域の為に明るい社会になるべく努力している団体としては無責任にも頬っておくわけにも行かないので、まず「新市長に下記のことを質問し、提言をさせて頂きたい。
《市長に質問》
・この四年間にもっともしなければならない重要点課題は?
・地方分権の捉え方は?/権限委譲(devolution)財源の委譲
・関西州の動きに関してどうみる?和歌山市、和歌山県としてどういうスタンスなのか?
・市街地活性化の成果とは?
・8年間におよぶ市街地活性化計画に投資した金額の回収率、投資効率については発表されないのでしょうか?検証は行ったのでしょうか?
・市長の達成感はどこにあるのですか?数字で表すとすれば?
地価公示価格が上がる/人口が増える。/市の生産性があがる。/所得増加。/税金の負担減/
・再選後「教育、子育てに尽力」と言われていますが、具体的に何をするのですか?
・国が行っている施策の13000円の子育て支援金について良策ですか悪策ですか?
・観光産業についてどのようにお考えですか?インバウンド、中国人からの旅行者については?
・和歌山市と姉妹提携している山東省済南市とは、何のために、どれぐらいの付き合いでどれほどの友好関係を気づいてこられていますか?何かに活かされているでしょうか?
・「虐待に対するセーフティーネットを充実させたい。」と語られていましたが、今の和歌山市の現状を把握されていますか?そしてどのように対応しようとお考えですか?
《進言/意見》
【観光産業】
観光客来和への促進事業
▶外国人向け案内所の設置(英語・中国語の案内板等)
官公庁の発表するビジットジャパン構想では、
「訪日外国人旅行者数を将来的に3,000万人とすることを目標とした「訪日外国人3000万人プログラム」を設定し、その第1期として2013年までに1,500万人との目標達成を目指して、中国をはじめとする東アジア諸国(中国、韓国、台湾、香港)を当面の最重点市場と位置づけ、PDCAサイクルを活用しながら、大規模かつ効果的な海外プロモーションを展開します。」と目標をたててます。
和歌山市も中国山東省済南市との姉妹都市を結んでいるので、まず積極的に観光誘致を行って頂きたい。山東省でも人口9000万人であります。関空から近い好立地和歌山を活かし、プロモーション活動に積極的に取り組んで頂きたい。
cf:民間でのビジネスを相互に促進したくおもっており、最近動き出しております。青年会議所メンバー30名弱が中心となり、済南市とのビジネス交流会を立ち上げました。民間のビジネスに是非多方面でご協力頂きたく思います。(仮称)和済経済連携協会
産官学の連携が必要になっておりますので、今後そのあたりもご相談させて頂きます。
▶カジノエンタープライズ構想
今日本において各県のカジノ誘致合戦が行われております。和歌山県においても現在カジノ研究会を立ち上げ取り組むことになっております。是非和歌山市に誘致できるように積極的に動いてほしい。
観光地としては、海、山、川の自然があるというのは大きな魅力であることは間違いないですが、現在それのみでは、滞在期間も短く経済効果が生まれにくい。
滞在期間をのばすためには、観光客へのエンタープライズが必要かと考えます。もしカジノ初めエンタープライズ関連産業があれば、よりいっそう海山川の魅力が増すはずであります。世界では、ラスベガス、シンガポール、マカオ等成功をおさめている例があります。和歌山を爆発的に活性化する一番のチャンスではないでしょうか。是非取り組んでほしい。
【教育】
▶郷土愛を醸成する教育システムの導入
(学校教育)
・和歌山の偉人を紹介する副読本を教材として小学校、中学校の生徒に教えてほしい。
・公立小学校の30人学級(先生の充実)/学校の統廃合
・ひきこもり対策、児童虐待に関する先生の啓蒙と対策を協議
▶公教育に政治教育を導入
まちづくりにおいて行政、政治を理解せずにはすすまないのは明らか。現在ほとんどの子どもたちは、誰が、どのように、地域をよくする役割を担っているのかを理解していない。
大人もそうですが、子どもたちは、我々市民を代表している市会議員、市長の考え方を知らずに生活している。そして重要な役割を果たしてくれるリーダーも知らない。それではリーダーも育たないし、地元まちづくりの意識もないまま成長してしまいます。生まれた故郷に還元したいとおもう気持ちや郷土愛が芽生えない。しいては、まちの活性化にも繋がらない。そこで行政や政治家の重要な役割について学校教育においても行うことが重要だと考えます。また選挙についても勉強して頂きたく思います。
pf:JCでは、政治参加啓発委員会を立ち上げ市民の政治参加を啓発しており、公開討論会や未成年による模擬選挙を実施いたしました。
【市民との対話】で【市民意識の向上】
▶市民討議会の開催
まちづくりを推進して行く上でもっとも大事なのは、官民一体で恊働して活動することです。そのために、「市民討議会」を提案したい。
現在行政が押し進めている手法つぃてタウンミーティング、市長対談、公開ヒアリングなどありますが、これらはみんな任意参加です。結局いつも同じ人たちが集まって地域のことを決めてしまいます。
そうではなく、参加したこともない人も参加しやすい、それでいて公平で分かりやすい民主主義的な手法が必要です。市民討議会は、ドイツ人ディーネル氏は、ナチスドイツを生んでしまった反省と教訓から仕組みを考えたようです。現在地方分権が進む中、「道州制」の導入などが協議されています。地方自治体の独創的なあり方が問われ、独自財源の確保、地域に適した自治の手法の構築が最重要課題となっております。そして行政サービスの受けて出会った住民の意識や行動もより主体的になることが求められています。独自性をもった魅力あるまちにするためにはまちづくりに対する市民意識の向上が欠かせません。その実現のためには、自分たちのまちの課題は自分たちで解決して行くという地方自治のあるべき姿に立ち返り、まちづくりに参加する機会を拡大して行ってほしいと願います。
また民意が醸成して行けば、市民参加型の事業仕分けをせざるを得ない状況になるでしょう。
